photoshop顔加工シリーズの今回は、歯です!!
せっかくいい写真が取れたのに、歯の黄ばみが気になる!!って経験ありませんか?
photoshopならそんな歯の黄ばみも簡単に除去することが可能です。
今回はチュートリアル形式で黄ばみを取る方法をお伝えしていきますので、
参考にしていただけば幸いです。
Step1 写真の準備
加工する写真を準備していきます。
今回は、歯に特化した加工になるので、歯を強調した写真を選びました。
レイヤーも加工前と加工後の変化は分かりやすくするために、
2つのレイヤーを準備します。
Step2 色相・彩度による調整
続いては、色相・彩度を使って歯の黄ばみを調整していきます。
①レイヤー選択⇒②塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成⇒③色相・彩度をクリック
色相・彩度調整画面に移行したら、赤色部分をクリックし、
スポイト選択ツールを起動させます。
スポイトブラシの状態になったことを確認し、
白くさせたい箇所の選択します。
クリックすると色調補正にクリックした箇所の色相が反映されます。
ポイントとしては、色味がはっきりしている部分を選択することが重要です。
※例えば歯の白い部分を選択してしまうと変化が感じられないため、
この写真では黄色い部分を選択しています。
続いて、色相・彩度の値をMAXまで引き上げます。
- 色相:+180
- 彩度:+100
色が反映されていない箇所があった場合には、色調補正の一番したの編集メニューから
色の範囲を変更していき、歯全体同色になるように調整していきます。
調整前と調整後の比較です。
青色の部分の範囲を狭めることで歯全体の色味が統一されました。
選択範囲が決まったら、色相・彩度・明度を以下のように設定します。
- 色相:0
- 彩度:-60
- 明度:+80
Step3 ブラシをつかって最終調整
歯の色見を変えることに成功しましたが、写真全体も白っぽくなっていますよね。
ここからは、レイヤーマスクとブラシを使って、
歯の部分のみに適用させながら調整していきます。
レイヤーメニューに行き、①レイヤーマスクを選択⇒②CTRL(COMMAND)+Iで
レイヤーマスクを反転させます。
レイヤーマスクの色が黒色なっていることを確認します。
続いて、ブラシツールを設定に移ります。
今回は以下のように設定しました。
- ブラシタイプ:ソフト円ブラシ
- 直径:35px
- 硬さ:50%
ブラシサイズに関しては、画像サイズによって適宜変えてみてください。
※歯の部分に収まる大きさのほうが作業しやすいです。
その後、ブラシ色を白にします。
ブラシ設定が完了したら、歯の部分にブラシを当てていきます。
なるべく歯の部分だけにブラシしていきましょう。
歯全体にブラシしたら、完成です。
こちらが加工前後の比較です。
歯が白くなっているのが確認できますね。