photoshopの基本テクニックである写真合成についてご紹介していきます。
写真合成といっても、photoshopでは様々なテクニックがありますので、
今回は、基本的な写真合成テクニックを中心にお伝え出来ればと考えていきますので、
ご参考になれば幸いです。
テクニック① 空の置き換え機能
つい最近導入された【空の置き換え機能】です。
その名の通り、空を一瞬にして置き換えてしまうなんとも便利なテクニックになります。
photoshopに元々入っているプリセットの空素材を使えますが、導入したい空の画像を適用させることで、自分好みの空にも置き換えが可能です。
写真合成としては、簡単に合成することが出来ますので、NakaRyoも頻繁に使っているテクニックでございます。
【空の置き換え機能】の使い方はこちらの過去記事を参照ください。
テクニック② 被写体の切り抜き
被写体の切り抜きテクニックも、写真合成に必要なテクニックの一つです。
被写体の切り抜き方法については、こちらの過去記事を参照ください。
テクニック③ 切り抜き写真を合成先の写真の色合いに合わせる
続いてご紹介するテクニックは、切り抜き写真を合成先の写真の色合いに合わせる方法です。
切り抜いた写真をそのまま合成先の写真に貼り付けると、色合いが異なって不自然になります。
それを対策するために、合成先の写と色合いに合わせることで自然な仕上がりにすることが可能です。
STEP1 写真の切り抜き
切り抜き用の画像を用意し、①オブジェクト選択ツールをクリックします。
被写体が選択されたら、①レイヤーマスクを追加を選択し、切り抜きます。
STEP2 ニューラルフィルター（調和）による色合い補正
レイヤーマスクを追加後、背景画像を一番↓のレイヤーに設定します。
これで一応背景画像との合成は完了していますが、
やはり色合いが違うことで不自然になってしまっていますね。
ここからは、ニューラルフィルターを使って編集していきます。
①被写体レイヤーを選択⇒②ニューラルフィルターをクリックします。
ニューラルフィルターの編集画面になります。
①調和⇒②レイヤー選択（背景画像）⇒③OKの順で選択します。
背景画像とうまく調和させることが出来ました！！
変更前と見比べてみると、若干肌の色や髪の色が背景色に染まっているのが分かるかと思います。
テクニック④ ぼかし加工で被写体と背景の色合いを馴染ませる
続いては、ぼかし加工をつかって、被写体と背景の色合いを合わせることで、
合成写真の魅力度を高めるテクニックをご紹介します。
STEP1 写真の準備
被写体の画像と合成先の背景画像を準備します。
今回は、色合いの違いを分かりやすくさせるために、色合いが大きく異なる写真を用意しました。
STEP2 被写体の切り抜き
続いて、被写体を切り抜いていきます。
被写体を選択⇒レイヤーマスクの追加の順。
STEP3 ぼかし加工の適用
続いてぼかし加工をしていきます。
背景画像をコピーして、被写体の上部にレイヤー設置します。
背景コピーレイヤーにぼかし加工を適用させていきます。
①レイヤー選択⇒②フィルター⇒③ぼかし⇒④平均をクリックします。
背景の色合いが平均化されました。
その平均化された背景レイヤーを選択し、
①右クリック⇒②クリッピングマスクを追加を選択します。
クリッピングマスクをすることで、
被写体のみに平均化されたレイヤーを適用させました。
その画面にて、描画モードを”ソフトライト”に変更すると、
被写体に色合いのみが適用され、自然な仕上がりになります。
