画像生成AIは、現代のテクノロジーの中でも特に注目されている分野の一つです。
本記事では、そんな注目されている技術である画像生成aiに役立つウェブサイトを紹介します。
画像生成AIは、アーティスト、デザイナー、そしてデザインに興味がある方に
クリエイティブの幅が広がる可能性を秘めています。
この記事を通じて、その素晴らしさをご紹介できればと考えています。
①Bing Image Creator
Bing Image Creatorは、人工知能技術でも最先端を走っているmicrosoft社が提供している画像生成aiサービスです。
Microsoftのアカウントが必要になりますが、基本無料で利用することが出来ます。
Step1 公式ウェブサイトへアクセス
ウェブサイト:https://www.bing.com/createへアクセスします。
アクセス画面にて、①生成したい画像の説明文章の入力をおこない、
その後、②”参加して作成”ボタンをクリックします。
※bing image creatorでは、サポート言語として英語のみとなっており(現時点)、
説明文章を入力する際には、英語で入力することをおススメします。
日本語でも画像生成は出来るみたいですが、今後日本語でのサポート化も期待したいところですね。
step2 Micirosoftのアカウント情報入力
参加して作成ボタンを入力後、microsoftのアカウント情報を入力する必要があります。
既にアカウントをお持ちの方は、アカウント情報を入力し、ログインをします。
お持ちでない方は、新規アカウント作成をおこないログインしてください。
step3 生成された画像の選択
画像生成が完了しました。
基本は、4つの画像が生成されますので、
自分のイメージと近い画像をダウンロードしたり、共有することが可能です。
step4 画像生成 実例
bing image creatorを使っていくつか画像生成してみました。
■Gas station red sports car stylish design(画像生成指示用 文章)
■a battle between knights and dragons digital art(画像生成指示用 文章)
完成度がかなり高く、自分の思い描く画像が
忠実に再現されている印象でした。
②Stable Diffusion Online
続いては、Stable Diffusion Onlineのご紹介です。
こちらの画像生成AI機能では、画像スタイルの設定豊富さが特徴のウェブサイトです。
例えば、COMIC BOOK調(マンガ調)であったり、POP ART調など、
様々な画像スタイルを設定させることが出来ます。
STEP1 無料版をクリックする
公式サイト:https://stablediffusionweb.com/にアクセスし、
“Get started for Free”のボタンをクリックします。
step2 生成したい画像の説明および設定
続いて、生成させたい画像の説明および設定を行っていきます。
■設定メニュー
Prompt:生成させたい画像の説明
style:画像のスタイル設定(例えば、マンガ調など)
Advanced options:その他詳細設定(画像サイズなど)
設定が完了したら、”Generate”をクリックし画像生成を開始します。
生成された画像がこちらです。
生成したいイメージ通りの画像が生成されました。
Stable Diffusion Onlineでは、一回あたり、1枚の画像生成しか行われないため、
選び直す際には、再度生成が必要となります。
step3 style別の画像生成をやってみた
続いては、style別の画像生成をやってみます。
お題は、“clown(ピエロ)”で色んなスタイルで画像生成していきたいと思います。
styleの設定種類は、相当数あるので、いくつか選定して生成してみました。
■game-streetfighter
■artstyle-steampunk
■game-retro game
■artstyle-pop art
4つのstyle設定で画像生成してみました。
clown(ピエロ)のお題に対し、忠実に画像生成してくれるとともに、
各スタイルの完成度も高い印象です。
※特にgame-streetfighterの生成画像は中々の完成度なのではないでしょうか?
③Canva
続いて、ご紹介するのは、ロゴデザインから動画編集までデザインに関する幅広いサービスを提供しているCANVAです。
CANVAでは、デザインに関するテンプレートも豊富で、SNS・WEBデザイン作成にも役立つサイト様にもなっています。
そんなCANVAでも画像生成サービスを提供しています。
CANVA
STEP1 CANVAの登録
CANVAのトップページから①”無料で登録する”ボタンをクリックし、登録画面へ進みます。
次に登録画面に移行するのですが、
googleアカウントをお持ちの場合、googleアカウントでログインすれば新規登録は必要ございません。
googleアカウントもしくは他別アカウントで連携ログインしない場合は、
新規登録画面で登録を行ってからログインしてください。
step2 画像編集を開く
ログインができたら、いよいよ画像生成作業に移ります。
トップページの右上にある①”デザインを作成”をクリック後、
編集サイズである②ホワイトボードを選択します。
step3 canvaアプリで画像生成をおこなう
以下が画像編集画面になります。
この画面で、①アプリボタン選択後、②Text to imageアプリをクリックします。
text to imageのアプリを開いたら、
①生成させたい画像の指示内容を入力後、②画像スタイルを選択して、
③イメージ作成をクリックします。
今回のお題は、ピエロ クラブイベントです!!
画像が生成されました。
かなりリアルかつイメージ通りの画像生成になっているのではないでしょうか?
また生成された画像は右側のホワイトボードで編集することが出来ます。
この編集機能は、他の画像生成ウェブサイトよりも豊富な機能もあるので、
生成画像を更に仕上げたい方にはおススメです。
④画像スタイル別で画像生成してみた!
canvaの画像スタイル設定機能を使って、同じ生成ワードでそれぞれ画像生成をしてみました。
今回のお題も、”clown(ピエロ)”でいってみましょう!!
■ネオン
■幻想的
■サイケデリック
canvaの画像生成機能では、生成画像の編集も出来るのが利点ですね。
生成だけでなく、一緒に画像編集もしたい方にはcanvaの活用をおススメします。
しかしながら、canvaでは無料で生成出来るのが、
1日あたりの生成可能数が25枚となっており、それ以降は有料版に加入する必要があります。
④ADOBE FIREFLY
PHOTOSHOPなどのサービスを提供しているADOBE社の
画像生成機能になります。
2023年9月より本格サービスを開始し、商用利用が可能となりました。
導入方法及び操作方法については過去ベータ版での紹介記事に記載しておりますので、参照してみてください。
Adobefireflyの場合、プロンプト文章(画像生成へ指示する内容)を工夫しないと、
変な画像になったり、想像と違った画像になってしまう可能性があります。
なので今回は、今話題のchatgptにプロンプト文章を作ってもらいました。
☆chatgptへの指示内容
画像生成のプロンプト文章を作成してください。テーマはピエロ・廃墟のような都市・ストリートファイター風
⇒回答:ダークで不気味な都市の廃墟に佇むピエロが、ストリートファイターのアリーナで笑顔で戦う瞬間
上記のプロンプト文章でadobefireflyで画像生成してもらいました。
その結果がこちら
左下の画像が一番イメージとあっている感じでした。
2つのAI機能がタッグを組んで活躍した結果ですね。
ちなみにピエロだけで画像生成するとこんな結果になりました。
一応ピエロにはなっているのですが、プロンプトが短すぎるとAIが勝手な判断で生成を始めてしまうのと、
情報量が少ないが上にクオリティに欠ける画像になりやすいです。